15: ドメイン管理者について

■ドメイン管理者が持つ特別な権限
ドメイン管理者は、その設定時に与えられた権限により、サブホストドメインで利用する為のユーザの設定を行うことができます。管理者ユーザでしか行うことのできないエンドユーザの作成作業を、行うことができます。このエンドユーザの作成作業の設定ユーザ数や、ユーザに与える事のできる権限を、予め制限した形で、ドメイン管理者を設定する事ができます。ドメイン管理者を作成するときに、項目でドメイン管理者に与える権限を作成します。

ドメイン管理者が作成可能なユーザ数の設定の画面です。

■ドメイン管理者で設定されたユーザについて
メールアカウント
ドメイン管理者が、ユーザ作成時にメール権限を与えるように設定されていれば、ドメイン管理者の管理するサブドメインに対する、メールアカウントの発行が行われます。ドメイン管理者でユーザ追加を行った際、自動的に「Virtusertable」に、サブドメインのメールアカウントを、そのユーザに割り当てる記述が行われます。
サブホスト「subhost.com」のドメイン管理者が、「test01」というユーザ追加して、メールアカウントを作成した場合、Virtusertableには、以下の追記が自動的に行われます。test01@subhost.com test01 この記述により、ドメイン管理者で追加されたユーザには、自動的にサブホストドメイン名のメールアドレスが割り当てられます。
 
ユーザ-領域
ドメイン管理者に作成されたエンドユーザにFTP権限を与えた場合、通常の一般ユーザと同様に、ユーザ領域が割り当てられます。このユーザ領域は、通常の一般ユーザ同様に「home/ユーザID」と、homeディレクトリの下に設定されます。サボホストドメイン領域内に設定されるものではありませんので、ご了承下さい。
ドメイン管理者の作成方法は、「 16)ドメイン管理者とサブホストの設定 」をご参照下さい。