16:ドメイン管理者とサブホストの設定

「ユーザ管理」の「ドメイン管理者の追加」をクリックします。

次に、「ドメイン管理者の追加: プロフィール」を入力します。ここで、ドメイン管理者に与えられた権限が、ドメイン管理者の作成するユーザに与える事ができる権限となります。つまり、ドメイン管理者にShellアクセス権限を与えれば、ドメイン管理者が作成するユーザにもShellアクセス権限を与える事ができるようになります。

次に、「ドメイン管理者の追加: メール設定」を入力します。

次に、「ドメイン管理者の追加: ドメイン設定」を以下の説明を参考に、入力します。ここで入力する「Mail Catchall」の設定は重要です。
下記の表をご参照になり、運用目的にあった方法をご選択下さい。
メール拒否  :  設定されていないアカウント宛に来たメールは、全て拒否されます。送信者には、受信ユーザがいなかった旨のエラーメールが配信されます。
すべて消去  :  設定されていないアカウント宛に来たメールは、全て自動的に消去されます。送信者には、何もエラーメールは送られません。
管理者に送信  :  設定されていないアカウント宛に来たメールは、ドメイン管理者のメールアドレスに全て送信されます。
以下のアドレスに送信  :  設定されていないアカウント宛に来たメールは、この入力欄に入力されたメールアドレス宛に転送されます。

次に、入力した内容の確認表示がされますので、確認後「保存」ボタンを押すと、サブホストの設定が完了致します。

コントロールパネルで作成したサブホストの設定情報は、「www/httpd.conf」には、以下のように記述されています。
以下の例は、デフォルト状態で登録を行ったものです。
<VirtualHost IPアドレス :80>
SSLDisable
User ドメイン管理者ID
Group ドメイン管理者ID
ServerNameサブホストドメイン名
ServerAlias www.サブホストドメイン名
ServerAdminドメイン管理者メールアドレス
DocumentRoot /home/ ドメイン管理者ID/www/サブホストドメイン名
ScriptAlias /cgi-bin/ "/home/ドメイン管理者ID/www/cgi-bin/"
<Directory /home/ドメイン管理者ID/www/cgi-bin>
AllowOverride None
Options ExecCGI
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
CustomLog /usr/local/apache/logs/ ドメイン管理者ID/サブドメイン名-access_log combined
ErrorLog /usr/local/apache/logs/ドメイン管理者ID/サブドメイン名-error_log</VirtualHost>
サブホストドメイン名で、サーバへのアクセスが完了する為には、この設定と、DNSサーバにサブドメイン名を追加する必要があります。
弊社のDNSサーバをご利用されている場合、サブホストドメイン名の追加は、オプションでお申し込み頂く必要がございます。
コントロールパネルでサブホストを設定する場合、サブホスト領域やログ保存場所などを任意に設定する事はできません。
任意設定を行いたい場合は、UNIXコマンドを利用した「 02)サブホストの設定 」サブホスト設定方法を行ってください。