【01:コントロールパネルについて】
■コントロールパネルについて |
コントロールパネルは、SVサーバシリーズ用に設計されたサーバ用簡易コントロールパネルです。コントロールパネルを利用する事で、本来UNIXコマンドで行うサーバ操作を、Web上で簡単に行う事ができます。利用方法は、Web上の入力項目に沿って入力していくだけですので、Telnet接続やUNIXコマンドに慣れていない方でも、簡単にサーバ管理を行う事ができます。 コントロールパネルでは、管理者ユーザでログインした場合に、ルートユーザ同様の権限が与えられ、通常ルートユーザで行うユーザ追加やバーチャルホストの設定などが、管理者ユーザで可能になります。 |
コントロールパネルでは、以下の作業が可能です。 ・パスワードの変更 ・エンドユーザ追加・削除・編集 ・ドメイン管理者の設定 ・バーチャルホストの追加・削除・編集 ・webメール機能 ・メールアプリケーションの設定(SpamAssassin (迷惑メールフィルター)、Clam AntiVirus (ウィルスソフト)) ・ファイルアップロード・ダウンロード操作 |
コントロールパネルで行うことができないのは、以下の作業です。 ・アプリケーションのインストール |
追加されたエンドユーザ・ドメイン管理者ユーザも、コントロールパネルにログインする事が可能です。その場合、利用できる機能はユーザの設定内容により異なります。 |
■エンドユーザについて |
FTP、shell、E-mail権限を与えられたユーザです。 |
■ドメイン管理者ユーザについて |
ドメイン管理者ユーザとは、サーバ内で利用するサブホストを管理する為の特別なユーザの事で、この「ドメイン管理者ユーザ」は、コントロールパネル内でのみ、その権限を利用する事が可能です。サブホストドメインを専門に管理する為に、コントロールパネルの利用権限を特別に与えられています。その為、メインホストドメインと、サブホストドメインの管理を、まったく別々のユーザで行う事ができます。 |
ドメイン管理者ユーザが利用することのできる権限は、以下の作業です。 ・FTP権限 ・shellアクセス権限 ・E-mail権限 ・サブホストドメインのメール設定 ・エンドユーザ追加・削除・編集権限 |
ドメイン管理者ユーザとして設定されたユーザは、コントロールパネルにログインした場合のみ、エンドユーザの追加作業等が可能になります。ドメイン管理者ユーザが、エンドユーザの追加作業が可能なのは、コントロールパネルにログインした場合のみであり、Telenet接続によるUNIXコマンド操作でのユーザ追加作業は行えません。 |
ドメイン管理者ユーザの利用方法については、「15)ドメイン管理者について 」をご参照下さい。 |