【06:スパムフィルタの選択】

■スパムフィルタの選択の設定方法
スパムフィルタを利用したいユーザでコントロールパネルにログインし、メニューリストの「メール」にアクセスします。
 
次に、「スパムフィルタの選択」をクリックします。
「スパムフィルタの選択」の設定画面になります。
「スパムフィルタの選択」の設定画面では、「ホワイトリスト・ブラックリスト」「スパムフィルタリングサービス」「ウィルススキャンサービス」を併用して設定する事が可能ですが、全てを併用させると、通常のメールがスパムと判断されても気づかない場合があります。
まず、「ウィルススキャンサービス」をご利用になり、それでもご利用メールアドレスに対するスパムが多い場合は、「SpamAssassin」を低レベルで併用する、というように、 スパムの状況に合わせて、段階的にご利用いただく 事を強く推奨いたします。

ご利用方法として、以下の段階設定を推奨させて頂きます。

第1段階 ウィルススキャンサービス
第2段階 ウィルススキャンサービスとスパムフィルタリングサービス低レベル
第3段階 ウィルススキャンサービスとスパムフィルタリングサービス中レベル
第4段階 ウィルススキャンサービスとスパムフィルタリングサービス高レベル
第4段階 ウィルススキャンサービスとスパムフィルタリングサービス」高レベルとホワイトリスト/ブラックリスト
このように段階的なスパムフィルタの選択を行って頂きますようお願い致します。
 
 
ウィルススキャンサービスについて
ClamAVとは、サーバ上で動作するオープンソースのウイルスメール検知ソフトウェアで、ウイルスデータベースの更新頻度は5分ごととなっております。
サーバ上位にClamAVが設定されておりますので、ユーザ側で設定作業や更新作業を行う必要はありません。

「ClamAV 適用」の部分にチェックを入れて、「保存」ボタンを押すことで、設定は完了致します。
 
SpamAssassin
SpamAssassinとは、テキスト解析技術と複数のインターネットリアルタイムブラックリストを組み合わせて作成されspamを検知するメールフィルタです。
サーバ上位にSpamAssassinデータが設定されていますので、ユーザ側で設定作業や更新作業を行う必要はありません。

「SpamAssassin適用」にチェックを入れ、利用するレベルを「高」「中」「低」から選択して、同画面右下の「保存」ボタンを押せば設定が完了します。
 
ホワイトリスト/ブラックリスト
ホワイトリストは、登録したメールアドレス・ドメイン名のメールのみ受信いたします。
ブラックリストは、登録したメールアドレス・ドメイン名のメール受信を拒否します。

このシステムは、「06)カスタムフィルタ」と同様の仕組みですが、拒否したメールについては、すぐに削除される事になりますので、あまりスパム管理向きではありません。
また、ホワイトリストの設定は、時には有益なメールの拒否にもつながりますので、このリストの利用は重度に悪質なメールを排斥させる為にブラックリストのみを利用する、といった方法がよろしいかと存じます。