【06:カスタムフィルタの設定】

■カスタムフィルタへのアクセス方法
カスタムフィルタを行いたいユーザIDでコントロールパネルにログインします。
「メニュー」リストの中から「メール」を選択します。
 
「メール」の中の「カスタムフィルタの設定」をクリックします。
 
■カスタムフィルタの設定方法
カスタムフィルタを設定するには、「新規作成」ボタンを押します。
 
上記の設定画面で、設定したい条件のカスタムフィルタを作成します。
 
「フィルタ名」の設定
メールのカスタムフィルタ条件を設定するには、必ずそのカスタムフィルタ条件に対する「フィルタ名」を設定する必要があります。
「カスタムフィルタ名」を設定しないとカスタムフィルタの設定保存が完了しませんので、必ず入力して下さい。
例えば、「spam_mail」や「bad_address」等の「フィルタ名」を 半角英数字 で設定して下さい。
「フィルタ名」に日本語全角文字を用いると、正しく動作できない場合がございますので、ご注意下さい。


【カスタムフィルタ項目】
何をメールカスタムフィルタの条件として設定するかを指定します。
宛 先ユーザ作成時に「転送設定」でユーザID以外のメールアドレスを設定している場合に利用可能です。
本 文 メール本文内に記述されている語句に対して条件設定をする事ができます。
差出人 特定の送信者メールアドレスに対して条件設定をする事ができます。
件 名 特定の件名について条件設定をする事ができます。


【カスタムフィルタ条件】
カスタムフィルタ項目に対して、どのような範囲でフィルタリングワードを対応させるのかを指定します。
カスタムフィルタ条件で「件名」以外を指定している場合は、「いずれを含む」でご利用頂くのが一般的です。
いずれか含む カスタムフィルタ項目内に、カスタムフィルタワードがどこにも含まれていない場合カスタムフィルタ処理されます。
含まない フィルタリング項目内に、カスタムフィルタワードがどこにも含まれていない場合カスタムフィルタ処理されます。
〜で始まる場合 カスタムフィルタ項目の先頭部分がカスタムフィルタと一致しているものをカスタムフィルタ処理します。
〜で始まらない場合 カスタムフィルタ項目の先頭部分がカスタムフィルタと一致していないものをカスタムフィルタ処理します。
情報が空の場合 カスタムフィルタ項目に何の情報も入っていないものをフィルタリング処理します。
情報が空ではない場合 カスタムフィルタ項目に何か情報が入っているものをフィルタリング処理します。
〜で終わる カスタムフィルタ項目の末尾にカスタムフィルタワードがある場合に、カスタムフィルタ処理されます。
〜で終わらない カスタムフィルタ項目の末尾がカスタムフィルタワードではない場合に、カスタムフィルタ処理されます。
全文一致 カスタムフィルタ項目が、カスタムフィルタワードと完全一致している場合に、カスタムフィルタ処理されます。
全文一致でない カスタムフィルタ項目が、カスタムフィルタワードと完全一致していない場合に、カスタムフィルタ処理されます。

【カスタムフィルタ文字入力】

カスタムフィルタを行う言葉を指定します。
 
■「カスタムフィルタ条件」の登録
「フィルタ名」を入力し、「カスタムフィルタ条件」を設定したら、次に必ず、以下の「この条件の追加」ボタンを押して下さい。
上記の「この条件の追加」ボタンを押すと、以下のように、設定した条件が追加されます。
 
設定したフィルタ条件は、必ず、フィルタ結果を選択する前に「この条件の追加」で登録を行って頂きませんと、設定は完了しませんのでご注意下さい。
 
さらに複数のフィルタ条件を設定したい場合は、同様の手順で条件を追加して下さい。
条件は、「条件=差出人メールアドレスを含む」条件を追加した場合になります。
 
【送信先】
フィルタ適用後、どのメールフォルダに配信させるかが選択できます。
不要なメールの場合は、「ゴミ箱」に設定する事で、受信箱に配信させる事がなくなります。
ゴミ箱にカスタムフィルタされたメールデータについては、ユーザ自身で「ゴミ箱から削除」する必要があります。

【転送】
フィルタ適用後のメールを、他のメールアドレスに転送させる事ができます。

【直ちに削除】
フィルタ適用後のメールを受信拒否します。この時、送信者側には特にメッセージは配信されません。
メッセージ配信を併用したい場合は、自動返信のオプションを設定してご利用ください。

【自動返信】
この設定は、任意です。例えばフィルタ結果として「ごみ箱に移動」を行うメールに対して、自動返信機能を追加し、メッセージを返信させる事ができます。
その場合は、「フィルタ結果」で「送信先」にチェックをいれて「ごみ箱」を選択しておき、次の「自動返信」のオプションで、「自動返信」にチェック入れ、返信させるメッセージをリストから選択します。

この時、自動返信させるメッセージは、事前に作成しておく必要があります。
自動返信用のメッセージの作成については、「04)自動返信の設定」をご参照下さい。

また、 メールカスタムフィルタ機能で利用する自動返信メッセージは、日本語が利用できません ので、半角英数文字のメッセージでご対応頂けますようお願い致します。
日本語で作成したメッセージの場合、文字化けした状態で送信されてしまいます。
 
■フィルタの保存
フィルタ名を入力し、カスタムフィルタ条件を追加し、フィルタ結果を指定した状態で、「保存」ボタンを押して頂く事で、設定フィルタの登録が完了いたします。
 
保存が完了すると、「新しいフィルタが追加されました」の表示画面になります。
また、カスタムフィルタは、複数設定する事が可能です。
複数のフィルタを設定し、全て有効状態で適用させている状態になります。
フィルタ設定については、リストの上位から優先度が設定されています。

優先度を変更するには、該当フィルタ名の「処理」にある「1つ上へ」「1つ下へ」で、並び順を変更させて下さい。