【05: urchinログの管理方法】

urchin5は、初期状態のままでは、アクセスログデータに対して
何も設定されておりませんので、そのままにしておきますと
ドンドンアクセスログデータが肥大化して、サーバ-容量を圧迫してしまいます。


アクセスログデータをurchin5で処理を行わせる許可を与える為、
/www/logsディレクトリのパーミッションは、「 777 」にご変更頂けますようお願い致します。
パーミッションが「 777 」になっていない場合、圧縮ログの保存や削除などが正しく行われません。
/www/logsディレクトリのパーミッション変更方法につきましては、ページ下部をご参照下さい。


以下の手順でアクセスログデータの管理方法を設定してください。

http://ドメイン名:9878/にアクセスし、ログインすると、以下のような画面が表示されます。
ここで、上記の画面左側のメニューから「LogManager」をクリックします。
すると、上記の画面右側に設定した「acess_log」が表示されますので、Editのアイコンをクリックします。

上記の画面右側から、「Advanced Settings」を選択します。

初期状態では、上記の画面のようにLog Destiny は「Don't Touch」が選択されています。

この状態では、取得するアクセスログに対して、なんら処理を行いませんので
放置しておくと、ログデータがどんどん加算されていきます。

ご利用目的に合わせて、以下から選択を行ってください。
Don't Touch ログデータを保存し続けます。
Archive - Compress 日付毎にzip圧縮されて保存されます。
Archive - No Compress 日付毎に保存されます。圧縮されません。
Delete 解析レポートを生成したログデータを削除します。
デフォルト設定である「Don't Touch」以外の取得方法に変更された後、必ずcron設定等で、Urchin解析後にApache再起動を行うように設定して下さい。
一旦削除された生ログの「access_log」「error_log」ファイルは、Apacheが再起動されませんと自動生成致しません。

Apacheの再起動を毎日自動的に行うcron設定の記述方法は以下になります。

% crontab -e <Enter>
-------------------------
17 0 * * * /usr/local/apache2/bin/apachectl restart
↑上記の記述を追加して下さい。
上記は、毎日0時17分に再起動を行わせる記述です。
再起動時刻は、お客様側の環境に合わせて設定して下さい。
また、圧縮データであっても、ディスク容量を消費していきますので、お客様側で、ログデータの管理を行って頂く必要があります。
管理については、 「サーバログについて」 のページをご参照下さい。

「Archive - Compress」にチェックを入れて、「Update」ボタンを押してください。

以上で、ログ管理方法の変更が終了いたします

/www/logsディレクトリのパーミッション変更
logsディレクトリはルート権限に設定されておりますので、管理者ログインのFTP接続ではパーミッション変更は行えません。
01:Telnet/SSH 接続 で、 03: su コマンド の上、以下のコマンド作業でパーミッションをご変更下さい。

% cd /www <Enter>
↑logsディレクトリが指定できるディレクトリまで移動

% chmod 777 logs <Enter>
↑logsディレクトリのパーミッションを777に変更
以上のコマンド操作で、logsディレクトリのパーミッションが変更されます。