【04: サブホストドメイン名でのSSL接続】

■サブホストドメイン名でのSSL接続について
通常、SSL経由でのアクセス設定は、1サーバに1つです。
しかしながら、SVシリーズでは、複数のドメインを1サーバに関連付けができるという特性がございます。
その為、関連付けた複数のサブドメインについてもSSL経由の設定を有効にさせるため、通常は閉じているポートを開放して、その開放したポートでSSL経由の接続を許可しております。

サブホストドメイン名でのSSL経由接続の場合は、
https://ドメイン名:ポート番号
というような、接続するポート番号を指定するURLでご利用いただく必要がございます。
例えば、「subhost.com」というサブホストドメイン名のSSL経由接続を設定した場合は、
https://subhost.com:444
というようなURL記述で利用する事になります。
 
サブホストドメイン名でのSSL接続については、通常の独自認証SSL取得同様に、電子認証業者とご契約頂き、証明書を取得して頂く必要がございます。
独自認証SSLの取得方法については、以下のページを合わせてご参照下さい。
02) 独自認証SSLについて
 
■ポート番号について
通常の、SSL経由の場合のポート番号は「443」です。
SSL経由のhttps://でアクセスする場合、自動的に443ポートにつながる仕様です。
通常のSSL接続の場合は「https://ドメイン名」だけのURLで自動的に443ポートに接続される 為、ポート番号を追記させる必要はございません。

SVシリーズサーバは、メインドメイン名の他に、複数のサブドメイン名が利用可能なサーバです。
通常使用の443ポートは、メインドメイン名が利用するものと想定しております。サブドメイン名でのSSL接続にはそれ以外のポートを設定いたしますようお願いいたします。

以下のように 444ポートを開放し、サブホストドメイン名でのSSL接続を可能に設定する事を推奨いたします。
https://subhost.com:444
もし、お客様側で、メインドメイン名でSSL接続はご利用にならない、という事であれば、サブホストドメイン名に設定するポート番号を「443」に変更し、
https://subhost.com
上記のようなURL表記でSSL経由接続が可能なように設定する事も可能です。

しかしながら、443ポート番号を利用できるのは、1ドメインだけですので、 443ポートの設定以後SSL経由接続を設定する場合は、
https://ドメイン名:ポート番号
という記述で接続していただく事になりますので、ご了承下さい。