【06: メール自動返信】

メール自動返信設定を行うと、指定のメールアドレス宛てに送信したメールの送信者に対し、自動的に定型文を返信する事が可能となります。
■返信用定型文の作成
返信する定型文を以下のようにテキストエディタで作成します
ファイル名は任意ですがここでは"message"というファイル名(拡張子無し)で保存します。

■定型文作成例
Subject:Thanks, ← 件名を指定
MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
Content-Transfer-Encoding: 7bit

Thank you for mail. ← 本文内容

■定型文の設置
作成した"message"ファイルを/etc/mailディレクトリに設置します。
/etc/mailディレクトリは、オーナー権限がrootユーザに設定されておりますので、FTP接続でファイルをアップロードする事はできません。
/home/ユーザディレクトリにアップロードしてから、Telnetコマンドのmvやcpコマンドで該当ディレクトリに移動させるか、直接/etc/mailディレクトリ内に、viコマンドで該当ファイルを作成する等の方法で行っていただけますようお願い致します。
以下は、/home/adminディレクトリにFTP接続でアップロードしたmessageファイルを、/etc/mailディレクトリに移動するコマンド操作の一例です。
% cd /home/admin
% mv message /etc/mail
上記コマンド操作以外にも、/etc/mailディレクトリにファイルを設置する方法はございます。
ご利用ユーザ様の利用しやすいコマンドでご対応頂けますようお願い致します。

※このwebマニュアルは、UNIXコマンドについて全てを解説するものではござません。
ご利用コマンドについては、UNIX関連書籍等で、お客様ご自身でお調べ頂けますようお願い致します。
■aliasesファイルに自動返信設定を記述
/etc/mail/aliasesファイルに次の内容を 改行せずに一行で で追加します。
auto:test@test.co.jp "|/usr/local/bin/autoreply -f reply -a auto -m /etc/mail/message"
以下、記述内容の説明です
auto
auto@domain.comがメール自動応答を利用するメールの送信先になります。
arai@test.jp
auto@domain.com宛に送信されたメールはarai@test.jpに転送されます。
|/usr/local/bin/autoreply
メール自動応答プログラムまでのパスを指定しています。
-f reply@domain.com
返信メールのfromアドレスを指定します。
-a auto
メール自動応答を実行するユーザを指定します
基本的には、このオプションで指定するユーザ名は自動応答で指定したユーザ名と同一になります。
-m /etc/mail/message
返信するメールの定型文までのパスを指定します。

■newaliasesコマンドの実行
newaliasesコマンドを実行して記述を追加したaliasesファイルの設定をサーバに反映させます。
% newaliases
以上で自動返信の設定が完了致します。