【02: PostgreSQL】

■PostgreSQLとは
PostgreSQL は日本で非常に人気のあるオープンソースのリレーショナルデータベースシステム(RDBMS) です。
 
■PostgreSQL のインストール
PostgreSQL をインストールするには、TelnetあるいはSSH でサーバにアクセスし、以下のコマンドを実行します。

% vinstall postgresql <Enter>


<Enter>キーを押した後、インストールログが表示され、最後に以下のようなメッセージが表示されれば、インストールは完了です。

Success. You can now start the database server using:

/usr/local/bin/postmaster -D /usr/local/pgsql/data
or
/usr/local/bin/pg_ctl -D /usr/local/pgsql/data -l logfile start

CREATE DATABASE

vinstall done
以上でインストールは終了です。
 
■PostgreSQL の起動
インストール後、PostgreSQL は起動された状態(PostgreSQL サーバが起動している状態) になっていますが、手動で PostgreSQL サーバの起動、停止を行いたい場合は以下のコマンドを実行してください。

PostgreSQL サーバの起動

% /usr/local/etc/rc.d/010.pgsql.sh start

PostgreSQL サーバの停止

% /usr/local/etc/rc.d/010.pgsql.sh stop
 
■PostgreSQL の自動起動
サーバの再起動が行われた場合、MySQL は自動起動するように設定されていますが、もし、自動起動しないように設定する場合は、以下のコマンドを実行してください。

% mv /usr/local/etc/rc.d/010.pgsql.sh /usr/local/etc/rc.d/010.pgsql.sh.stop
なお、上記コマンド実行後、再度自動起動するように設定する場合は、以下のコマンドを実行してください。

% mv /usr/local/etc/rc.d/010.pgsql.sh.stop /usr/local/etc/rc.d/010.pgsql.sh
 
■PostgreSQL モニタへのアクセス
PostgreSQL モニタを使用するには、以下のコマンドを実行します。

% /usr/local/bin/psql -U pgsql
このコマンドは PostgreSQL モニタを pgsql ユーザとして起動するものです。
PostgreSQL モニタの使用方法に関しては 市販のPostgreSQL マニュアル等をご参照ください。
 
■PostgreSQL のドキュメントとサポート
SVサーバでは PostgreSQL の使用環境を提供していますが、インストールに関するもの以外のサポートは行っておりません。
PostgreSQL の詳細や使用方法に関しましては、以下のサイトや書籍等をご参照ください。
・日本 PostgreSQL ユーザ会 http://www.postgresql.jp/
・「PostgreSQL 完全攻略ガイド」 技術評論社